鎌倉 潮風料理 舵屋様
鎌倉の潮風料理 舵屋様に、安坊のオーダーメイド手ぬぐいについてのお話を伺いました。
– オリジナルの手ぬぐいを作ろうと思われたきっかけをお聞かせください。
日ごろからご利用いただいているお客様へ、感謝の気持ちを込めた品物を贈りたいと思っていました。
当店のイメージを伝えられる品は何かと考えたところ、手ぬぐいがぴったりでした。
「手ぬぐいは当店のイメージを伝えられる品ですね」
– 染の安坊を知ったきっかけをお聞かせください。
昨年の11月、鎌倉店のスタッフの皆さんでお食事をされていました。
そのとき、お付き合いのある会計士さんからいただいた手ぬぐいを飾っていたのですが、それが安坊さんで作られた手ぬぐいだったのです。
「あ~、うち(安坊)で作った手ぬぐい!」と盛り上がっていらっしゃったので、お話を聞くと、なんとご近所さんではありませんか。
手ぬぐいを販売しているお店とは思っていましたが、オリジナルの手ぬぐいを作られていることは知りませんでした。
– お話しをしないとわからないこともあるのですね。それではご注文から納品までのお話しをお聞かせください。
11月の下旬の朝、たまたま出勤中の鎌倉店の店長さんにお会いしました。
オリジナルの手ぬぐいは検討していたので、年始のご挨拶にも使えるように、「年末の納期に間に合いますか?」と相談したところ、快く相談に応じていただきました。
デザインは、お店でお付き合いのあるデザイナーさんに作ってもらいましたが、それを染工場にて手ぬぐい用データに加工、その後、職人さんによる染色が行われたようです。
今回は注染で地染1色、200枚の注文でしたが、本来デザイン確定から1ヵ月後の納品のところ、なんとか調整してもらい、年末納品に間に合わせていただきました。
おかげさまで年始のご挨拶に使うことができました。
「染色と唐草がとてもマッチした、オリジナル感のある手ぬぐいになりました」
– 今回のオーダーメイド手ぬぐいについてのご感想をお聞かせください。
当店のウリである「イカ」と「日本酒」を唐草にデザインした手ぬぐいですが、染色と唐草がとてもマッチした、オリジナル感のある手ぬぐいになったと思います。
– 生地はイメージと違ったとか?
そうですね。お店にあった会計士さんからいただいた手ぬぐいや、安坊さんの鎌倉店で売られている手ぬぐいは「特岡(とくおか)」という生地で、今回当店で作っていただいた手ぬぐいは注染でよく使われる「総理(そうり)」という生地でした。
特岡のイメージが強かったので、最初に触ったときは少し「ざらっ」としているように感じました。
ただ、総理も使っているうちに柔らかくなり、使い心地はとてもよいです。
鎌倉小町通り沿いにある「潮風料理 舵屋」様。オススメのマグロユッケ丼800円は絶品です!
– 今後、染の安坊に期待することをお聞かせください。
これからも、ぬくもりのある手ぬぐいを期待しています。
また、飲食店で使用できる商品開発があれば、ぜひお願いします。
– 舵屋様、本日はお忙しい中、貴重なお話をありがとうございました。