実は、兄の船は、春に日本海へ向かった矢先、運悪く前方不注意の船に後ろから追突され、船首だけが海面から見える状態という事故に遭いました。

それは、震災の津波のときよりもとても大きな被害でした。

これまでも直し直し大切にしてきた船なので、無事だった船首を生かしての大規模修理を行い、近々出港の予定です。

再出発の門出にと、特に縁起の良い大漁旗を探していたところ、染の安坊さんの”鳳凰と太陽と波”を見つけ、”まさにこれだ！！”と。

届いた実物に感動！！色も鮮やかで、格好良くて、とても素敵な大漁旗です。

兄も、間違いなく気に入ってくれることでしょう。おかげさまで本当に有難うございました。

御連絡有難うございます。

兄へ贈ったところ、予想以上に喜んでくれました。

兄夫婦は、この絵柄（色彩）と鳳凰の縁起の良さがとても気に入り、船ではなくリビングにばーんと飾って、仲間の皆さんに見ていただきながら神事の後の宴会をしたと聞きました。

昨日のことです。

大漁祈願のみならず、これからの再出発に向けて運気が上がるようにという意味を込めて飾ってあると。

私は仕事でお祝いに行けませんでしたが、こんなにもこの旗を大切に思ってくれていると知り目頭が熱くなりました。

本当に嬉しい限りです。

船にたなびく様子の写真があればよかったのですが、旗が届いた日に自分たちで撮ったものしかなくて…。

それでもよろしければ、ぜひよろしくお願いします。