染の安坊ホーム » 半纏・法被 » 生地について

生地について

半纏によく使われる生地

祭用の半纏には、お神輿を担いでも傷みにくい厚地の生地がよく使われます。

薄地で夏に涼しい生地も人気があります。

お客様のこだわりによって、オススメの生地をご提案いたします。ご相談ください。

舞布

舞布(まいふ)

丸紡24貫の肌触りに近い、広巾(ひろはば)の厚地生地です。

丸紡24貫

丸紡24貫(まるぼう24かん)

小巾(こはば)の厚地高級生地です。

スラブ

スラブ

所々に節(ふし)が入っている紬(つむぎ)生地で、厚地の広巾生地です。

綾紬

綾紬(あやつむぎ)

小巾の紬生地で、厚地の高級生地です。

シャンタン

20シャンタン

横方向に太い糸が入った生地で、他の生地に比べ薄く、軽く涼しげな着心地です。

綿絽

綿絽(めんろ)

透け感がある柔らかい肌触りの生地で、会の役員の方が羽織る半纏の生地によく使われます。

その他、豊富に生地をご用意しております。ご希望の生地がございましたらご相談ください。

小巾、広巾について

生地には、丸紡24貫や綾紬などの小巾(こはば)生地と、舞布やスラブなどの広巾(ひろはば)生地がございます。

江戸時代は、小巾生地(幅36~38cm)しか半纏用の厚地でしっかりした生地はありませんでした。

そのため、今も半纏には「小巾生地」をご指定してくるお客様も多くいらっしゃいます。

現在では生地製造の技術が高くなり、厚地の生地で幅70cm以上の広巾生地が出回るようになりました。

生地の巾にこだわりがないお客様へは、小巾生地より価格が安く、使い勝手の良い広巾生地をオススメしています。

小巾生地と広巾生地

左が小巾生地、右が広巾生地です。

小巾生地は幅36~38cmです。

小巾生地

左が小巾生地、右が広巾生地です。

小巾生地は幅36~38cmです。

広巾生地

広巾生地は小巾生地より価格が安く、手間もかけずに染めることができます。